某外資メーカー 転職面接

ビジネス

今回の転職活動は某外資企業の国内工場保全課のアシスタントマネージャーとしての選考です。世界的にも有名な会社で、選考もスタートして間もないことから社名は伏せさせて頂きますが、コンサルに興味を持つ前に行きたかった業界だったので選考を受けてみることにしました。もちろん同じ製造業ではありますが、業界は現職と違う業界になります。

メーカーへの転職、外資メーカーへの転職を検討している人に参考になればいいなと思います。

こんな人におすすめな記事

メーカーへの転職を検討している

外資メーカーに転職したいけど面接はどんな感じなのか興味がある

技術職で転職を考えている

転職活動の第一歩としてはまず職務経歴書を書くことです。いきなり100点の職務経歴書なんていりません。転職活動はノーリスクですので、職務経歴書を書いて自分自身の仕事の棚卸をすることで現職で何を得たのか再確認するいい機会となります。50点でもいいのです。転職活動は本格的にスタートしたときに最初の準備段階で下地を作っていたかどうかで転職活動期間が決まると言っても過言ではありません。職務経歴書の書き方に困っている人はぜひ下記記事を読んでください。

職務経歴書の書き方 キャリアを正しく棚卸しすることが成功の秘訣

「自己分析を制するものは転職を制する」私のブログのキャッチコピーですが、事実これにつきると思います。職務経歴書も自己分析をしっかりしないと書けませんし、面接対策も職務経歴書に記載した自分自身をいかにロジカルに簡潔に企業の面接官に説明できるかで合否が変わります。以下の記事では私が実際に面接対策として取り入れた手法と面接官としての視点両方を取り入れたことを記載していますので、まだ読んでいない方は見て行ってください。

使える転職面接対策 自己分析を制するものは転職を制する

目次

外資メーカーへ応募してみる

JACリクルートを通して紹介していただき、書類通過もなんなくパスし、面接に進みました。書類作成ですが、コンサル業界を受ける際に使用したものをほぼ流用していますが、一部製造関係、保全関係の記載内容をより深堀する修正はしております。

こちらの会社は面接回数が3~4回とかなり多めで適性検査もありでした。

企業名は申し上げられませんが、アジアで初めて工場を建てるための人員増加がこの募集につながっております。ちなみに最終面接は外人と面接と聞いております。本社のため、海外の時間に合わせる必要があります。

一次面接 人事面接編

書類通過後の面接では人事面接と技術面接とダブルヘッダーでしたが、最初の30分は人事面接となり、人事の方と1対1での面接でした。

一次面接では人事部1名の30分強(面接官は日本人)

まず簡単な自己紹介をした後に

  • 会社概要の説明
  • なぜ転職するのか
  • 具体的な入社日は
  • 英語が話せる旨を説明したため、簡単な日常会話でレベルの確認
  • 何か質問はないか

英語での質疑応答は趣味、週末何をしていたか、海外のどこに住んでいたかなど簡単な英語でのやりとりになります。

転職ネコ

My hobby is traveling. Before COVID-19 I used to travel around the world during my holiday. etc…

英語ができる人と工場の知識を持っている人を募集していると説明があったため、かなり好印象だった気がします。

2次面接 技術面接編

2次といいながら1次の延長かと思いますが、選考ステップ上2次面接となります。

技術の方2名(日本人)とのWeb面接でした。

日本語で簡単な自己紹介をした後にすぐに英語での応対となりました。かなり早いタイミングから英語を使うことになったので結構びっくりしました。

面接キャット

では早速英語で職務経歴を説明お願いします

転職ネコ

え、もう英語!?

英語で私の職務経歴を一通り説明した後に英語での質疑応答がありました。面接時間としては1.5時間くらいで1時間以上は英語でした。

主な質問として印象に残っているのは以下になります。

  • 海外での仕事をする上で困ったこと、これは日本と違うと実感したこと
  • シーケンサに関する知識(私がシーケンサを使用して何が出来るか)
  • 事業計画の予算案の作成方法
  • どういった計画書などを用いて予算を申請し、承認しているのかなど
  • 改善活動の進め方
  • KPIの設定、現場レベルの人間にも設定をすることや設定したことがあるか
  • 私が対応したITプロジェクトをどのように進めたのか
転職ネコ

面接官も英語のプロフェッショナルではありません。落ち着いてはきはきと喋りましょう。もちろん、事前の練習は大事ですよ

このKPIは近年の製造業でよく使用されるワードです。外資系以外でも日系企業も使用をしています。

KPI とは

KPIとは略語でKey Performance Indicatorといいます。日本語訳で重要業績評価指標です。といってもこれだけでは意味がわからないためもう少し分かりやすく説明すると、会社が設定した目標に対して(会社方針等)その目標を達成するプロセスでの達成度合いを計測したり監視したりするために置く定量的な指標となることを指します。

私の事例で説明しましょう。私はエンジニアリング部門として工場の生産設備を管理しています。会社の売上目標を達成するためにはロスコストとなる生産停止によるロスを停止しなければなりません。ただし、「生産停止時間減少」のみの目標であれば実際達成しているのかは分からないため、より定量的に具体的にするために「生産停止時間を月10時間以内にする」と目標設定することで毎月の達成度合いを測定することが出来ます。この目標がKPIになります。

このKPIは私が実際に職務経歴書に記載したものになります。職務経歴書の書き方のポイントを説明させてもらった記事がありますので、まだ見ていない方は是非ご覧ください。

職務経歴書の書き方 キャリアを正しく棚卸しすることが成功の秘訣

  • ローカルと仕事を一緒にしたときにした失敗は
  • ローカルのよさ
  • IQ、OQしたことあるか、バリデーションの経験
IQ,OQ とは

このIQ、OQ、Validationとは製造業界では職種関係なく一般的な言葉のようです。会社によっては呼び方がちょっと違うようですが、

それぞれ以下のように定義されます。

IQ(Installation Qualification:設備据付時適格性評価)…据付け又は改良した装置又はシステムが承認を受けた設計および製造業者の要求と整合することを確認し文書化すること。

OQ(Operation Qualification:運転時適格性評価)…据付け又は改良した装置又はシステムが予期した運転範囲で意図したように作動することを確認し文書化すること。

こういった適格性評価を確認し、特定の工程、方法又はシステムが、一貫して、予め設定した判定基準に適合する結果を与えるという高度の保証を提供する文書によるプログラムをプロセスバリデーションと呼ばれ、このバリデーションという言葉は主に医薬業界のGMPにてよく使用されています。

私のITプロジェクトに興味を持っていただいたみたいでそこでわたしがどのように振舞ったのか、行動したのかなど根掘り葉掘り聞かれました。

不具合があったときのどういった処置のしかたをする?6シグマ使う?

6σってよく聞きますよね。私も言葉は知っていますが、実際に講座などを受けておりませんのでどういった手法なのかは詳しく知りませんでした。

転職ネコ

このITプロジェクトの詳細はどの企業でも聞かれました。各企業で聞かれたことをしっかり覚えておき、落とし込むこといいでしょう。
同じような質問が同じ項目に対して質問がくるということはそれだけその企業にとっても大事という意味です。

結果発表

エージェントキャット

転職ねこさん
面接お疲れ様でした。早速ですが結果をお伝えします。
今回の1次2次面接の結果は・・・

結果は一次も二次も合格でしたが、コンサルに内定したためお断りさせていただきました。後は自己紹介でも記載したように挑戦性がはやりコンサルと比較すると劣っていた印象です。

ブログ紹介(コンサル未経験者がコンサル会社から内定Get!)

1点だけ英語を話せる日本人技術者限定で募集されている所がかなり気がかりでした。正直日本人の技術者でしゃべることが出来る人はそう多くありません。あくまで個人的な主観ですが、実際の仕事でも滅多に日本人で見かけないので、採用活動は滞るのではないかと思います。

別業界でも同様に外資メーカーを受けていました。最終選考待ちでしたが、同じ理由で辞退させていただきました。ただここは新しすぎる会社で組織図や業務など不透明なところが多すぎたことが主な辞退の理由です。

ただ今回も会社に関していえば仕事内容としてはかなりやりがいもあり一緒に働く上司の方など話が合いそうな印象でしたので、少し残念でした。コンサルに内定していなかったら確実にここで働いていました。

業界は違えど同じ製造業界のため、求められていること、自身が実際にやることは現職と大きな違いがないためイメージしやすかったのは良いことだと思います。

また、会社の組織として部署が分かれていることから責任がかなり明確になっている印象を感じました。

これから投資も増えていき、忙しいことは目に見えていますがやりがいがあるし、成果も出しやすい環境を与えてくれる会社だと思いました。

もし将来的に何かしらの縁があればいいなと感じました。

転職活動の第一歩としてはまず職務経歴書を書くことです。いきなり100点の職務経歴書なんていりません。転職活動はノーリスクですので、職務経歴書を書いて自分自身の仕事の棚卸をすることで現職で何を得たのか再確認するいい機会となります。50点でもいいのです。転職活動は本格的にスタートしたときに最初の準備段階で下地を作っていたかどうかで転職活動期間が決まると言っても過言ではありません。職務経歴書の書き方に困っている人はぜひ下記記事を読んでください。

職務経歴書の書き方 キャリアを正しく棚卸しすることが成功の秘訣

「自己分析を制するものは転職を制する」私のブログのキャッチコピーですが、事実これにつきると思います。職務経歴書も自己分析をしっかりしないと書けませんし、面接対策も職務経歴書に記載した自分自身をいかにロジカルに簡潔に企業の面接官に説明できるかで合否が変わります。以下の記事では私が実際に面接対策として取り入れた手法と面接官としての視点両方を取り入れたことを記載していますので、まだ読んでいない方は見て行ってください。

使える転職面接対策 自己分析を制するものは転職を制する

未経験からコンサル業界に転職するならアクシスコンサルティングがオススメの1つです。私もここを利用してコンサル業界の情報やケース面接の練習をさせてもらい助かりました。

アクシスコンサルティング

お馴染みのリクルートエージェントです。業界ごとのエージェントがおり、汎用転職エージェントとして登録するだけでも価値があります。エージェントは結局人、相性のため合わなかった即切れば問題ありません。私はここは相性がそんなよくなかったため情報収集用で利用していました。

リクルートエージェント

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以下転職エージェントは第2新卒に特化しかエージェントです。私は使用しておりませんが、転職サイトに登録しながら情報収集をしていた際によく出てきたため、第2新卒の方には役立つ情報が多いのではないでしょうか。

第二新卒エージェント
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